不用品回収業者とは
廃品回収(はいひんかいしゅう)とは、再生可能な資源となる廃品を、再生する目的で回収すること。また回収することにより対価を得ること。ちり紙交換も廃品回収の一種であると言える。町内会や小学校保護者会で行うことが多く、これが財源となる。回収の対象となるものは主に新聞紙や段ボール紙などの紙資源や、瓶、タイヤなどが一般的。軽トラックを使って回収して回ることが多い。また作業の円滑化ならびに社会勉強のために、回収作業を地域の子供たちに手伝わせることが多い。子供たちの人数が多い場合、子供たちは歩いて作業することになる。これらを業として行う者は一般的に廃品回収業者・不用品回収業者と呼ばれるが、環境省ではこれらの業者を不用品回収業者という呼称で統一している。
※wikipediaより
排出者責任
廃棄物処理法では、「事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない。(第3条)」と規定しています。つまり、もし不用品回収業者が回収した廃棄物を帰り道に捨てていたりした場合、その責任は不用品回収業者だけでなく、その廃棄物を出した者にもその責任があるということです。仮にその不用品回収業者が倒産していた場合、自分たちがその廃棄物を処理する必要があります。不用品回収業者に処分費用を支払い、さらにその後の費用も負担するのは納得がいかないと思いますが、それが排出者責任です。そうならないためには、しっかりとした業者を選ぶことが大切になります。また、不用品回収業者の中には市区町村に許可を受けずに営業しているケースもあります。安いことは利用者にとって良いことですが、料金だけで決めていると、後々大きな費用を負担しなければならないかもしれません。不用品回収業者を選ぶ際には注意が必要です。
不用品回収業者の選び方
不用品回収業者を選ぶときに、大切になるのは回収費用です。ただし、ここでいう回収費用は安ければ安いほど良いというものではありません。極端に費用の安い業者は不法投棄や違法輸出などをしている場合も考えられます。相場からかけ離れていないというのは大切な基準です。また、料金設定が不明確な業者にも注意が必要です。悪質な業者では、不当に高い回収費用を設定することや、見積もりよりも多く請求をしてくるケースも考えられます。また、不用品回収業を行うためには市町村から「一般廃棄物収集運搬許可」を受ける必要があります。この許可証が明示されていない場合も注意が必要です。後々のトラブルに巻き込まれないために、事前に調べておきましょう。